890 ADVENTURE
スライド画像以外は、クリックで拡大します。
TRACER900 GTのシート高と車庫からの出し入れに時の重さにしんどさを感じてきたので、シート高と車重を
落とそうかと思いめぼしいバイクを検索していました。
コロナウィルスの感染対策が緩和されつつあるなか、国産バイクの供給は今だしぶいようです。
馴染みのバイクショップに新車の入庫状況を聞いても、2023年2月現在いつ入ってくるか回答できないという状況です。
かねてから乗ってみたかった海外バイクにしようかと近隣のディーラーを回ってみました。
KTMからスプリングキャンペーンが実施されているという情報を得たので、自宅から近いKTM富士(GUN BIKE)さん
に車両を見に行ってきました。店舗に890ADVENTUREのフルパニア取付けの車両があり社長さんといろいろと話した
結果、アルミのボックスにも変更可能とのことでした。スプリングキャンペーン適用と追加オプションを勉強して
頂き購入することにしました。
購入した車両は、ローダウンシート仕様で以下のオフションを追加しました。
TECH PACK
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- MSR(MOTOR SLIP REGULATION
- CRUSE CONTROL
- QUICKSHIFTER+
- RALLY PACK
クリックシフター、クルーズコントロール等電子制御フル装備です。
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ETC
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日本無線 JRM-21
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HEATED GRIP KIT
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左ハンドルスイッチで温度調節ができるグリップヒーター
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Radiator protection grille
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アルミ製ラジエター保護グリル
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Touratech case
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パニアケース(左右)中古
右31L
左45L
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Case carrier
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ステンレス製パニアケースキャリア
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Lock kit
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パニアケースのキー
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納車日は、下取り車両との入替えとなります。書類の説明を最初に受けました。納車保証書証明書への記名とオーナーズ
マニュアルのWeb版利用にチェックを入れて書類の説明は完了です。キー2本とキーコードカードを受け取り購入したバイク
のへ。
乗車前に各部(コンビネーションスイッチ、シートの取外し方、サイドカバーの取外し方等)の説明を受けてショップを
後にしました。
PAWERPATS(オプション部品)を付けた場合、車体から外した部品のお持ち帰りがあります。
トップケースやサイドケースを付けた場合は、そこに入れられると思いますがそうでない場合は
お持ち帰り部品の考慮をした方が良いと思います。
GUNBIKEさん
訪問は数回ですがショップ情報です。
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アクセス
場所は、国道139号線富士警察署となりの石材屋さんの交差点を愛鷹山方向に曲がり、踏み切り
前の交差点を左折し左側にあります。
ナビ設定は、ジャトコ前(岳南鉄道)がいいと思います。駅の向かい側となりますので。
お店の印象
ショップイベントが多いようです。
ショールーム内には、ロードバイクも展示してありますが特にアドベンチャー、オフロード系に力を入れているイメージです。
そのため、イベントやレース参戦のため土/日が休店となる場合があります。ショップのWebサイト内のカレンダー
から開店日を確認して訪問するとよいと思います。
晴天時は、入口前にレンタルバイクが並んでいます。
ショップ内は、1Fと2Fにショールームがあるようです。多分2Fはピットも兼ねているのではと予想。
(2Fには行っていませんので。)
ショップとの連絡等については、LINEで行っています。緊急時は、電話対応となると思いますが...
GUNBIKEのWebサイトは、こちらから
スタッフさん
スタッフさんの対応もよいです。
オフロードバイクに乗り日々腕を磨いているようです。
初めは、女性のスタッフさんが対応してくれました。その後社長さんも参加しイロイロと情報を提供して頂きました。
その他
商談は、店の奥のカウンターでモニターを見ながら行いました。
オプション装備等について相談しながら実施です。モニターの総支払額が都度変更となるので判りやすかったです。
こちらの要望を聞き入れバイクを作りあげる感じです。
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購入バイクのインプレ
馴らし運転も400kmを超えたので走行結果を説明します。
外見
ショールーム内にある納車待ちの車体(パニアケース装着車)を見た時、デカイと言う感想です。前所有のTRACER900GTよりデカイと
いう印象でした。ラジエターグリルをアルミに変更(黒色→白色に変更)で強調されたこと、それを覆うようにサイドカウルが張り出
しているからだと思います。正面から見た感じはデカイです。
乗車位置からは、かなりスリムな感じです。タンク幅ネイキットサイズです。左右のタンクの張り出しが少し気になります。
シート高は、ローシートのためかさほど高いというイメージがありませんでした。
足つき
跨った感じですが、左右の燃料タンクによる低重心かの影響かふらつき感はまったくありません。足つきですがシートが台形になって
いるのか169cm 73kgの体形では両足の指全部が地面に着く程度です。ほんの少し尻をずらせば片足でったりです。この時もふらつきなど
なく不安はありません。
キー
キーはケースがついています。刀の鞘のようで恰好いいです。しかし、通常は使わないかな?
キー紛失時は、キーコードカードに記載コードでキーを作成可能です。
キーコードカード裏側の画像です。
1本は、スペアキーとして自宅に保管です。
銀色のキーは、パニアケースのキーです。蓋のロックに使用します。
メーター
フル液晶で見やすいです。
表示は、すべて英語表記です。
表示内容は、任意に選択表示可能です。バッテリー、温度、時計表示等があります。
燃料レベル表示は、燃料が半分になってから動作します。給油後の表示更新にはタイムラグがあります。約2分走行後に更新となります。
ラリーオプションを選択すると燃料レベル表示は消えて、トランクションコントロールのレベルが代わりに表示されます。
馴らし
オーナーズマニュアルでは初回点検まで以下のように記載されています。
走行距離
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回転数
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1000kmまで
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6,500rpm
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1000kmから
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9,800rpm
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となっていますが、6速100kmで回転数は4,000rpmチョイ超えなので6,500rpmまでとなるとかなり気合を入れた
走りをしないと。。。
取り回しは、TRACER900GTより約15㎏減かつシート高減のおかげで快適です。
スロットルを捻ればそれに対応して、エンジンも吹き上がります。エンジンレスポンスは、TRACER900GTと同等かと。
早速山中にある畑に繋がるあれた道を走行しましたが安定して走れました。途中苔むしたあれた下り坂でフロントが
滑り一瞬ふらつきましたがすぐに立ち直ることができました。荒れた道路でのバランスをいいです。
2,000rpm代の走行はかったるいです。3,000rpm超での走行が快適です。
クイックシフター
2速以上でかつ2,000rpm以上で操作可能です。シフトアップ時、2,000rpm台では反動が強いです。これまでの使用感触
では、3,000rpmちょい上あたりがスムーズに入りました。
停車に向けてのシフトダウンがクラッチを切らなくてもよいので楽です。数回ですがダウン時に回転が上がる場合がありました。
クルーズコントロール
設定/解除ともスムーズです。
ただし、一旦解除し前回設定した速度に復帰する選択(レバーをメータ側に押す)をした場合、低速状態だと速度が
一気に上がるので車間距離には十分注意してください。
レバーを手前に引いて速度で設定し、徐々に速度を上げる操作がよいと思います。
0~ 160 km/hで設定できます。前車は、110 km/hまでしか設定できなかったので制限速度120km/hの高速もストレスなく
走行できます。
グリップヒーター
設定は、左コンビネーションスイッチから設定します。
Heating Gripを選択しグリップ温度を選択します。表示は、MAX→MINIMUMとなっています。
設定してから数分でグリップが温かくなります。MAXはかなり熱いです。
通常は、MINIMUM設定で問題ないと思います。手のひらが温かくなる感じです。
雨天時等に使用したいと思います。
シート
ローシートのため、シートはストレートシートになります。
幅はかなりスリムですが、下に向かって少し広くなっています。このため、すこし足が開きぎみになります。
画像にはありませんが、タンデム部分は盛り上がっています。身体が固くなり乗車時の開脚が厳しくなってきました。
テール部分には、オレンジ色のマークあり目立ちます。
シートを上からみると垂れ下がったタンクが張り出しています。そのため、タンクは小ぶりで張り出し等は気に
なりません。
シート下
タンダム側下ですが、若干のスペースがあります。左右のエアー取り入れ口の間に多少のスペースがあります。
ETCの本体を設置可能です。
乗車位置の下にも多少のスペースがあります。ここにドライブレコーダ本体位は設置できるかも?
燃費
回していませんが街乗りでの20km/Lは切りません。満タンで400キロ以上は走ると思います。
クルーズコントロールで、100キロに設定し走行したところメーター表示26km/Lを超えました。
まだラリーモードでの燃費は試していません。
オーナーズマニュアル
ショップから頂いた資料のリンク先(QRコード)またはKTM JAPANのHP->SERVICE→マニュアルから参照できます。
カウルの取外し方等詳しくい記載されています。原文から日本語に訳しているようでうまく表現できていないところもありますが
前後に記述から理解できます。
例として、クルーズコントロール→速度制御システムと表現されています。
【積載性】
キャリアが標準装備です。サイドキャリアを装着し積載量がアップします。
パニアケーストップとリアシート表面がほぼ平になるため、大きなものも積載することができると思います。
左右のカウル内に小物スペースがあります。1つは工具入れとなっているのでもう一つ緊急時の小物を入れて見ようかと思っています。
メータに表示する情報を任意に変更します。
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→
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表示内容は、最大8項目です。左コンビネーションスイッチを操作し、表示したい項目を選択します。
選択した項目以外に、左コンビネーションスイッチを操作でtrip1まはたtrip2の表示が可能です。
Touratech製のアルミのがっちりとした箱です。
左側はかなりデカイです。
ケースの蓋は、片開きではなりません。蓋は、ガバット取外しします。(片側のロックを外し、もう一方をロック
状態で片開きは可能ですが...)
蓋には、脱落防止?のワイヤーがついており、本体と接続されています。稼働範囲はシートにおける程度です。
このワイヤーは取外しが可能です。蓋は本体に取付け前後からロックするシステムです。
キャリアへの取付方法が面白いです。
ケース下方フックをキャリアに引っ掛け上側のフックキャリアに固定して取付けます。
ケース内部のフック固定のネジを締め付けます。ケースのロック機能を兼ねています。
ケース上部に固定用の突起があるため、ケースに格納するものによっては邪魔になるかと思います。
ロック機能を外に求めるかつケース内にクリアランスを確保したい場合は、社外のパニアキャリア&ケース
を購入した方がよいと思いますがセット購入した場合割高になると思います。
ロック方法が独特のため左右を意識する必要がありません。右側の幅の薄いケースを左側に取付けること可能です。
幅が厚い方は、左側専用です。
薄し幅のケースを左右に取付ける方法もあること思いますが、価格が一緒なのでやはり左が大きく、右は小さくが良いかと
思います。
日本無線 JRM-21です。ETC 2.0対応版です。
受信器と表示灯が左バックミラーの根本に取付られています。
本体は、リアシート下のエアー取り入れ口(左右にあり)の間に設置されています。本体全体をWPのゴムバンドで
開閉防止策をとって頂いています。
電源は、車体下にあるACC電源から取っています。
奥は常時電源のコネクタになります。
ETCカードは、本体の蓋をあけカードの非接触部を下にしてスライド挿入です。
アルミパニアケースは、内装がなく金属むき出しです。ケースの保護とケース内に格納するキャンプ用品等
の保護のため、内装(パンチカーペット)を取付けました。
パンチカーペットは、ホームセンターで購入しました。当初切り売りのものを2メートル購入する予定でしたが
ホームセンターオリジナルの1帖分(100CM×180CM)の物を見つけました。しかも切り売りの半額強。切り売りの
場合は、90CM×200CMです。内装の色は、色はグレーを予定していましたが、オリジナルカーペットは黒に近い
グレーかベージュ他しかない。(他の色明るい色)
迷った挙句価格の安いホームセンターオリジナルの製品を購入しました。
失敗を恐れて2帖分つ購入しましたが、1帖分で余裕で作成できました。内装を取付けた結果、色もシックリ
ときて結果オーライとなりました。
袋状にしてパニアに取付ければ見栄えもいいですが、不要な部分が多く発生するのとサイズの計算が面倒なので
3つのパーツに分けて作成することにします。両面テープでバシバシ貼り付ければできるだろうと.....
大きい方のパニアケースから作成します。小さい方は作業スペースが狭く苦戦しました。
型紙から作成すればもう少し綺麗に仕上がったかも...
蓋の裏にケースをキャリアに取付時の注意事項が掛かれたシールがあります。
取付け時に都度確認する必要もないのでカーペットで覆ってしまいます。
蓋側もリベットやネジなどゴツゴツしていますのでこの分が見えなくなります。
内装取付時に邪魔になるものをすべて取り外します。
キャリア固定のネジ(デカイ丸いネジ)は、工具なしで取り外し可能です。
ボックス側にワッシャーがあるので注意してください。これも外しておきます。
キャリア固定のネジの裏側は、平ではないため、表裏の区別が可能です。
反対側は、かなりフラットですが底の分に取付用のリベットと段差があります。
この部分もカーペットで見えなくなります。
ワイヤーを繋げているボルトを外します。
外側は、トルクスとなっています。内側は六角のナットです。
トルクスは、T20のレンチを使用しました。内側のナットはかなり小さいので小さめのモンキスパナを使用しました。
ボルトは、ネジロックで固定されているのでかなり固いです。
取り外すとワッシャーとワイヤをスムーズに動かすためのスペーサーがあります。このスペーサー
が非常に小さいので紛失しないように注意が必要です。
カーペットを切断しました。一旦440mm×1000mmを2枚(左右分)切断しました。
一旦カーベットをボックス内に設置し内装の全長とボルトの穴の位置を確認します。
内装の長さに切断し、ボルトの位置はボンチで穴掛けします。キャリア取付け用のボルト穴と
ワイヤのボルト穴は大きさが違うので二種類のポンチを使用しました。
切断するためにペンで線を引いたので線を引いた側をボックス取付け面にします。そこに
両面テープを貼り付けます。
カーペットを貼り付けます。貼り付けは穴をあけた方から取付けました。両面テープを張り付けた個所
を小手やモンキーの柄の部分で擦ってテープをケースに貼り付けます。
画像は丸まっていますが、各面はほぼ直線です。
大きい方のケースの内装が完了しました。
横幅は、幅と高さを計って切り取り貼り付けました。
蓋の部分は、1枚のカーペットを取付けました。仮付けして寸法を確認しました。
蓋側にもワーヤー取付用のボルトがあるのでその部分の位置を確認してボンチで穴あけしました。
蓋側のネジは、プラスチック製で手で簡単に外すことができました。
角部分は弛むので角に切り込みを入れて余分な部分を切断して取付けました。
遠目から見て様になっています。過少金属部分が見えますが...(;^_^A
小さい方の作成方法も大きい方と同じです。
1つ作成しているのでスムーズにと思ったんですが作業空間が狭く苦戦しました。
特に蓋の部分の仮止めに時間が掛かりました。
大きく金属部分が露出する個所があったため、その部分に合わせてカーペットを切断して
貼り付けました。
取り合えず完成しました。両面テープの耐久性に心配がありますが、少し高価なケースと
なった感じで満足しています。
フェンダーとハンドガード保護シートを貼り付けステッカーチューンしました。
フロント回りが賑やかになりました。
商品は、amazonでポチリました。オランダからの発送ということで商品到着まで1ヶ月弱かかりました。
下地を透明の樹脂でコーティングした商品です。一部液だれあとがありましたが目立つ個所でありませんでした。
車体への貼り付けは、以下の手順で実施しました。
- パーツクリーナーで取付け部分を脱脂
- 取付け部分に霧吹きで濡らす(洗剤少々入り)
- 取付けパースを剥がし、裏に霧吹き
- 車体に取付(位置合わせ)
- 水分のふき取り
半日以上自然乾燥して出来上がり。
BEFOR |
AFTER |
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フロントフェンダー部です。オレンジ部分が協調されて見栄えがよくなりました。
本来は、白いシートの奥に890のロゴを張りますが、890を強調することもないのでどこか別の場所に
貼ることにしました。
白い部分は、不要だったかなと最近思っています。
ハンドガードは、3つのパーツから構成されています。
上部は、カーボン模様で波型の形状です。
中間部分は、オレンジ色で890の文字が印字されている部分です。
下部は、ADVENTUREの文字が印字されている部分です。
3ピース構造でハンドガードの各面に張らないといけないため、少し苦労しました。
遠くからみるとオレンジのラインが上手く強調されハンドガードの存在感がましました。
9割以上高速巡行(約105キロ)で燃費記録更新です。
今までは燃費22~24キロチョットでした。一時メーター表示では26キロ超えた時もありましたが実燃費はやはり
ミドルバイクに平均燃費+αでした。今回関市観光で実燃費最高記録しました。
高速は、クルーズコントトールを設定し速度を調整しながら走行しました。回転数は4000~4500位をキープです。
道路も渋滞もなくスムーズに流れていました。
給油時は、走行距離342キロ給油量は12.2ℓでした。燃費は28ちょっとなっているのでメーター表示と誤差はありません。
550キロ以上走行可能となっていますが、早めの給油でガス欠の不安を払拭したいです。
このバイクは、クルーズコントロールを使用した方が燃費はいいようです。
クルーズコントロールは、渋滞がない高速走行は楽でいいです。日本のバイクのように速度上限がなく設定できるだけ
設定できます。スクリーンはありますが速度が上がればそれなりに疲れます。
890ADVENTUREにもモニタレスのkaedear KDR-D711のドラレコを取付けました。
F1.8広角150°のレンズで広範囲を撮影します。モニタレスのため本体の詳細設定はアプリからでないとできません。
マイクロSDカード128Gまで対応です。撮影された画像は、スマホアプリで確認できます。250ADVENTUREに取付けたも
のと若干梱包内容が変わっていました。
開封すると本体(レンズ含む)とケーブル等の付属品との分かれています。
取り出すと本体とマウントケーブル類の大きく3つの袋に分かれています。
取説も日本語のものです。
USBからの電源取出しケーブルです。
初期動作確認用に使用しましたがバイクにも設置可能です。多少機能が制限されるみたいです。
本体の記録カード挿入口です。
ゴムの閉じ蓋がついています。カード取出し時本体と干渉するので取出しにくいです。
記録媒体は、128Gまで対応です。
250ADVENTURE |
890ADVENTURE |
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カメラを取付けるマウントが変更となっていました。
250ADVENTUREの方は、プラスチック製でカメラ位置を調整する部分が太いです。
890ADVENTUREの方は、金属性です。カメラを調整するボルトをとめるナットはマウントに固定されていて
ボルトを固定することなくしめることができました。
マウントに両面テープも貼られていて取付けは保護シートを剥がすだけでよく多少作業時間が短縮できました。
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当初ドラレコの配線を右側にまとめようと考えて右側のフューエルタンクスポイラーまで外したのですが
コード類は左側にまとめられていたので左側から配線をとることにしました。
車体のカバー類取外し手順は、以下です。右側も同じ手順です。
- シートを取り外す
- サイドカバーを外す
- バッテリーカバーを外す
- フューエルタンクスポイラーを外す
取付け手順は、逆の手順で作業できます。
作業手順詳細は、サービスマニュアルの「13 サービス作業シャーシ」に記載されていますので不明点は参照してください。
画像は、マニュアルからの抜粋です。
シートを取り外す
作業詳細は、割愛します。
サイドカバーを外す
運転側のカバーの裏側に手を入れて手前にぴっぱります。
グローメットが外れたらフロント側にスライドします。
左側には、工具が入っているので少し重いです。工具なしで取り外しできます。
バッテリーカバーを外す
取付け用のネジがトルクスネジとなっているので工具が必要です。
1つのレンチでフューエルタンクスポイラーまで外すことができます。レンチはT30を使いました。
ネジの取外しはゆるいです。
シートを固定するスクリューを外します。取外し時引っ掛ける部分が脱落しないように注意が必要です。
カバーは、若干斜め上に引き上げるような感じです。
フューエルタンクスポイラーを外す
フューエルタンクスポイラーを外すと左側のタンクがむき出しとなります。
ネジはすべて同一規格のようです。
ネジをすべて外し最後にタンクしたのゴムパッキンに刺さっている部分を引っ張ればスポイラーは外れるようです。
ちょっと力をいれてひっぱりましたが取れませんでした。そのため、取れない部分を起点にスポイラーを
ガルウィングにようにハンドルの前にもってきて作業をしました。
GPS受信機の設置
GPSの受診機は250ADVENTUREと同様にメータ上のGSPマウントに取付けました。
取外しが容易にできるようにマジックテープで取付けてあります。
フロント側の配線
ドラレコの取付けの詳細はありません。
フロント回りの配線(カメラ、GPS、スイッチ)は、左側のラジエターの上に隙間があるのでそこを通しました。
タンク下に手が入らないので配線通し工具か少し太めの針金が必要です。
タンク下を通しケーブルとフレームの間に隙間があるのでそこに配線を通しました。スポイラーで上手く隠れた
感じです。
各種ケーブルの接続
バッテリーに電源コードを取付け、ACC電源を取り各種コードを本体に接続して完了です。コネクタが色分けされているので
同色同士接続すれば問題ないです。動作確認して概ね作業は完了です。
余ったコードと本体をエアークリーナーの蓋の上に設置しました。
コードが余り過ぎているため目ぼしい空間がないです。クリーナー交換時は面倒くさくなりそうです。
GPSのコードは少し足りない感じがありましたが他のコードはあまりすぎです。余分はコードでスペースを取ってしまっています。
汎用的にコードが使えたらスペースに余裕ができると思いますが。。。メーカーさんなんとかしてください。
レンズ取付け位置
フロントは、ライトの下に取付けました。中心が判るの取付けやすいです。
リアは、キャリア下左側に取付けました。コードがダラット垂れ下がっているため、ダブルコードクリップで
ライト下を這うようにしています。
リアもキャリア下に1つ取付けコードを隠しています。