普通救命講習に参加して

 9月15日(土)に長泉町消防本部主催の普通救命講習(上級もあります。)に参加してきました。
なぜ参加したかというとここに書くと長くなりますがあえて書きます。いろいろと理由がありますが
 第1に、数ヶ月前に発生した明石の花火大会の事故
 第2に,娘がプールで泳げるようになったこと。(万一溺れた場合にも救助できるようにしたい。
 第3に,今年の夏は大変暑く熱射病にかかった人を目の当たりにしたこと。
 第4に,受講料が無料だったこと。
等です。

 大きい声では言えませんが,勤務中にインターネットで救命関係の検索をしていたところ、偶然にもこのような 講習会があることを知りました。実際には、東京都内の消防本部のホームページでした。
 私の住んでいる地域ではこのような講習会があるのかと役所や消防本部のホ-ムページを検索したのですが情報は 載っていませんでした。半分諦めかけていたところ広報に募集要項が載っていたので早速申しこみました。

 講習参加者は10名でした.(募集人数が30名でしたので大変少なかった。)
 講習内容ですが、心肺蘇生法(人口呼吸と心臓マッサージの方法)の実習が主でした。
 はじめに”応急手当講習テキスト”という小冊子をもらいました。その後ビデオ(心肺蘇生法を実際に行った場合の 内容でドラマのような内容)をみました。実際に救急車が現場に到着する全国平均が5~6分でこの時間が一番大切な 時間(時間が経過すると共に蘇生する確立が低く,蘇生しても後遺症が残る確立が高いということ。)であることの説 明を受けました。

 実習の内容ですが,テレビや雑誌などで見たことがあると思いますが外国製のダミー人形を使用して行いました。口 の所が取り外しができ口を当てる部分が各自に専用に割り当てられました。これを実際に実習するときに使いました。 2名1組で実習を開始しました。約2時間30分位実習を行いましたがあっという間に終わってしまいました。ダミー 人形はよくできているもので、口から空気を送り込むと胸が膨らみ息を送るのを止めると胸が縮みます。心臓のあたり を押すと人間にたいに胸が押されて沈みます。

 最後に実習テストがあり、アドバイスなどを受けたまりました。実習テストがあると聞いたときは,手順を覚えられる だろうか不安でしたが自分ではまあまあのできだったかなと思っています。

 後日終了認定書??が郵送されてくるようですのでまたそのときに送られてきた内容を報告します。
 感想ですが、ダミー人形での実習でしたが非常にきついです.ましてや生身の人間の場合はダミー人形のように上手く 行かないと思います。この蘇生術をマスターした人が回りに数名いれば大変助かるなと思いました。また、反復的に講習 の内容を繰り返さなければいざとなった場合にオロオロしてしまうのではないかとも思いました。

 いつどこでこのような蘇生術を必要とする場面に出くわすか判りませんので,皆さんもこのような講習会に参加してみて はいかがでしょうか?講習会費無料で蘇生術が会得できます。

 もよりの消防本部主催で開催されているようなので,興味のあるかたは消防本部に問い合わせてみてもよいかと思います. 私が講習を受けた消防本部では年1回ということでした。ホームページで検索したところ毎週実施しているところもありま したので、消防本部によって開催日は不定であると思います。

ではこのへんで...